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  古宮
全州のもっとも代表的な料理、全州ビビンパプ専門店として30年間その位置を守っている全州「古宮」のソウル分店。...

実のある料理、ビビンパプ(混ぜご飯)

   ビビンパプは韓国を訪問した世界的なポップシンガー、 マイケル・ジャクソンがその味に魅せられ、自身のシェフに教えるために、材料目録と料理方法をメモしていったという事実でよく知られた料理だ。それだけでなく、ビビンパプは国際機内食協会から最優秀機内食に選ばれただけでなく、 日本ではビビンパプチェーン店ができるほど有名だ。また、韓国を旅行するぺナン旅行者にもっとも人気のある韓国料理としても良く知られている、韓国を代表する固有の料理だ。

 ビビンパプは大きな器にごはんと各種ナムル(和え物)、目玉焼きを載せて、コチュジャンと一緒に混ぜて食べる簡単な料理だ。その由来がとても面白いのだが、いくつかの説が存在する。 昔、宮中で王が臣下たちと昼食時に簡単な食事をする際に大きな器にいろいろな料理を入れて混ぜて食べたという説と、農繁期に各種の品物をもれなく取り揃えた食膳を準備するのが大変で、ひとつの器にいくつもの料理を混ぜて食べたという説がある。また、祖先への祭祀の後に祭祀料理を分けて食べるいう風習があり、祭祀を遠いところで行う場合には器が足りないので祭祀料理を器ひとつに盛って食べたという説がある。 そして、大みそかに料理を年を越さずに処理するために古くなったナムルを古くなったごはんと一緒に混ぜて食べたという説も伝えられている。

 ビビンパプは材料が1.2種類から約20種類までと状況によって材料と味が変わる料理だ。ビビンパプは白いごはんの上に載せるいろいろなナムルと肉などの色が黄色、赤、青、黒と調和がとても美しい料理でもある。また、健康維持と慢性疾患予防という面からごはんと野菜を主にした韓国の優秀な料理でもあるのだが、西欧の食生活で問題になる脂肪、飽和脂肪、コレステロールなどは少ない反面、繊維質、ビタミン、無機質などの栄養素がとても多い料理でもある。ビビンパプはこのような現代人の健康についての欲求を満たしながらも同時においしいという利点のある数少ない料理のうちのひとつだ。
 
 もともと種類が多いビビンパプだが、特に‘全州ビビンパプ’がもっともおいしく有名な料理だ。全州ビビンパプは肉汁を注いで作ったごはんに約20種類のナムルと一緒に卵、ムク(そば・緑豆・どんぐりなどの粉を沈殿させて煮かため、ゼリー状にした食品)、ユッケ(牛肉を細切りにして生のまま薬味をかけたもの)、栗、なつめ、銀杏、くるみ、朝鮮松の実などが入り、水キムチを添えるとその味は格別だ。


 
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