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人波はずれの学識と文才を持つ朝鮮時代前期の言語学者である申叔舟(シン・スッス)が、2002年10月の文化人物に選定された。 |
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1417年6月13日に生まれた申叔舟(のち、保閑齋(ホ・ハンジェ))は、幼少時代から人波はずれた学力を持っていた。経史や歴史の本を一度読んだだけで全てを暗記し、文才も他の子供たちよりもずば抜けていたと言う。
世宗大王は、留学生達が訓誥(フンゴ)だけを重視して幅広く勉強しない事を惜しみ、1438年に初め詩や賦を試験に導入し、これにも保閑齋はなんなく合格したという。また1439年には文科に合格し、殿試では乙科(科挙の成績順位2のこと)で合格した。
『保閑齋集(ホハンジェジッ)』の付録に収録されている『ムンチュンコンヘンジャン』からは、保閑齋が外国語(中国語・日本語)にも堪能だったことが伺える。 |
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2003-02-02 |
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