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韓国三大名節の一つ『ソルラル』は旧暦1月1日のことを指す。由来は、体と心がけを落ち着かせ、気をつけるなどの意味をもつ“サリダ”や“サムカンダ”から来ているという。昔から韓国人は『ソルラル』をうれしい日というよりは、何事にも慎重にという名節として扱っていた。そのため“一年中何事もないように”という意味を込めた儀式『ソルラル』が今日まで続いているのだ。 |
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ソルラルは一日中忙しい。朝早く起きてからソルビム(新しい服)に着替えて先祖に挨拶をする儀式“チャレ”をする。次に親戚に挨拶する。これを“セベ”という。この“セベ”を行うときには、大人たちが子供達に向かって“徳談(トッダム)”という良いお告げをしてくれる。“セベ”が終わると、朝食をとる。朝食は“チャレ”の料理とトックッを食べる。韓国では、ソルラルに必ずトックッを食べなければならない。これには、一歳年をとるという意味が込められている。
その他にも、ソルラルには楽しい民族遊戯“ユンノリ”や“ヨンナルリギ(凧揚げ)”を老若男女問わず楽しめる。また、当日に韓服を着て景福寺などの古宮へ行くと無料で見学することができる。 |
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2002-08-19 |
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