|
日本のシーソーよりも分厚く長い板を使い、両端に一人ずつ上がり交代交代ジャンプする。相手がジャンプしてから板に着地する反動で、もう一人がジャンプする民俗遊戯の『ノルトィギ』を別名、跳板戯(ドパンヒィ)とも呼ぶ。 |
|
『ノルトィギ』の由来についての正確な資料は存在しないが、おそらく高麗時代から伝わる民俗遊戯ではないかとみられている。
高麗時代の女性たちは、乗馬や撃球(キョッグ:イギリスのスポーツ“ポロ”のこと)のような闊達した運動をしていたという記録があり、やはり『ノルトィギ』も遊戯の性格上からみて当時の女性たちが楽しんでいたのではないかと予測される。
伝説によると、高い塀に囲まれた獄中の中にいる夫の顔を一目でも見たいと願う妻が、他の妻たちとともに『ノルトィギ』をしながら中にいる夫の顔を見たという。また、いつも檻の中にいた女性たちが遊戯をしながら外部の男性の姿を眺めたりしたという。 |
|
|
|
2002-10-16 |
|
|
|