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韓国で5月は“家族の月”と言われ、様々な記念日がある。そのため、あちこちで大小のイベントが開かれプレゼントや花を持って行き交う人々見る機会がとても多くなる。両親の日、先生の日、成年の日など記念日と花のおもしろい関係! 5月、韓国では花をプレゼントする月である。 |
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両親の日
5月8日は両親の日。この日、子供たちは自分の親にカーネーションをプレゼントし、親は子供たちがプレゼントしてくれた花を胸に飾って歩く。 両親の日は、アメリカのフィラデルフィア州ウェスターという小さな村で26年間日曜学校の教師をしていたアンナ・ジャービスという夫人と一人娘の美しい話に始まったというのが定説になっている。普段から「父母恭敬」の重要性を強調していたジャービス夫人が1903年にこの世を去るとその娘が教徒たちに白いカーネーションを分け与えながら母を哀悼したのに由来する。韓国で‘母の日’が制定されたのは1956年。その後1973年に国が両親の日に変えた。この日は‘孝(両親への愛)’をテーマにした様々なイベントが開かれる。
先生の日
韓国は5月15日を先生の日に指定していて、学生が先生に感謝を表して一日を送る。朝には各学校ごとに学生たちが先生の胸に花を付けながら感謝を表し、先生の日を記念するイベントが開かれる。先生の日は青少年赤十字団員による不遇な退職教師または病気の教師のために1963年にできた記念日だ。
成年の日
5月の第3月曜日は成年の日だ。満で20歳になると昔から若者たちが大人になったことを村単位で祝賀する儀式を行なったのだが、このような伝統を今日まで継承している記念日がまさに成年の日だ。しかし、形式だけが伝統を継承するだけで、その内容は100%西欧式に変わっている。若者たちは20歳になったことを記念して酒を飲み、20歳になったガールフレンドにプレゼントを送る。特に20歳になった女の子の間では3つのプレゼントを受け取らなければならないと言われている。1つ目は香水、2つ目は花束、3つ目は…? |
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2002-08-12 |
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