Welcome to WHAT'S ON's Homepage

仁川国際空港

金浦国際空港

都心空港ターミナル

国内、国際電話

今月の文化情報		ソウル紹介		ソウル主要地図
宿泊	グルメ	エンターテイメント	エリア	ショッピング	役立つ情報

Home >> テーマ旅行 >> 世界文化遺産

韓国を象徴する『宗廟』

　朝鮮王朝の初代国王･太祖(テジョ)が、首都を開京から漢陽（現在のソウル）に移した後、建てられた建築物が宗廟(チョンミョ)である。宗廟は、歴代の朝鮮王朝の国王と王妃の位牌を祭るところであり、国を象徴する建物でもあった。

   宗廟の建設は、1394から翌年まで行われた。創建当時、正面７間の建物でだった宗廟正殿(チョンミョジョンダン)は、増設を重ねることで間数が増えていったが、壬辰倭乱(イムジンウェラン/文禄･慶長の役)で焼失してしまい、再建後には11間しかなかった。その後、度重なる増築で、現在19間、左右に3間ずつの翼室(翼の形に似ていることから付けられた)が設けられた。ここ宗廟正殿には必ず、国王一人に対して建物一間を用意した。間とは支柱2本を立てるときにできる空間を指す。この１間の奥にテーブルを置き、その上に王の名前と尊号を書いた木の牌を立てる(位牌)。

   現在、宗廟は史跡第125号、宗廟正殿が国宝第227号、永寧殿(ヨンニョンジョン)が財宝第821号、宗廟祭礼(チョンノジェレ)が重要無形文化財第56号、宗廟祭礼楽(チョンノジェレアック)が重要無形文化財第１号に指定され、1996年にはユネスコの世界遺産にも登録された。

   毎年5月の第１日曜日に宗廟で行われる宗廟祭礼(チョンミョチェレイ)は、歴代の国王と王妃の祭祀を捧げる王室の伝統祭礼の再現行事である。宗廟の優れた建築美と厳格な祭祀儀式から見せる古典音楽ともいえる。

   ◆ 開園時間   (3～10月)9:00～17:00 / (11～2月)9:30～16:30 / (週末)9:00～18:00
   ◆ 休園日   火曜日
   ◆ 入場料   700ウォン
   ◆ 交通   地下鉄1､3､5号線鍾路3街駅下車。
   ◆ 問い合わせ   02-765-0195

2002-06-28