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朝鮮時代の正宮・景福宮(キョンボックン)は、朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ/太宗)によって1395年(太祖4年)に12万6,000坪という広大な敷地に建てられた。敷地内には200棟を超える殿閣があったが、1592年壬辰倭乱(文禄・慶長の役)により焼失した。その後、高宗の父・興宣大院君(フンソンデウォングン)によって再建された。しかし、日本統治時代に総督府を建てる際、景福宮の数多くの建築物が取り壊されてしまった。 |
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景福寺には3つの大門・光化門(クァンファムン)、興礼門(フンレムン)、勤政門(クンジョンムン)や、国宝第22号に指定され、即位の儀式や朝賀などを執り行った景福宮の正殿・勤政殿(クンジョンジョン)。
歴代の国王達が日常的な業務をこなしていた思政殿(サジョンジョン)、宮殿内の中心に位置する寝室・康寧殿(カンニョンジョン)と交泰殿(キョテジョン)、快楽を追求する楼閣・慶会樓(キョンヒル)、王と臣下との親睦を深めるため集まる香遠亭(ヒャンウェンジョン)。
世界文化遺産の緝敬堂(チッギョンダン)と咸和堂(ハンファダン)、韓国民俗の文化史の流れを知ることができる民俗博物館(ミンソックアンムルグァン)などがある。
◆ 開園時間 (3〜10月)9:00〜18:00 / (11〜2月)9:00〜17:00 / (週末・祝日)9:00〜19:00
◆ 休園日 火曜日
◆ 入場料 (25〜64歳)700ウォン / (19〜24歳)300ウォン / (18歳以下・65歳以上)無料
◆ 交 通 地下鉄3号線景福寺駅5番出口利用。
◆ 問い合わせ 02-732-1931〜2 |
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2002-10-17 |
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