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冷飯を食べる日 『ハンシック』

ハンシック(寒食)とは、冬至から数えて105日目のことで、チョンミョンジョル(C明節)当日もしくは、翌日に当たる。陰暦では2〜3月、陽暦では4〜5・6日を指す。ハンシックは、昔からソルラル(旧正月)・タンオ(端午)・チュソック(秋夕)と合わせて4大名節と呼ばれている。
   ハンシックと付けられたのは、この日に火を起こさずに冷飯を食べるという風習からきている。ハンシックの起源を遡ってみると、晋時代の忠臣であった介子推が奸臣らから逃れるために山へ身を潜めていたが、奸臣の文公が介子推を山から下りるよう山へ火を放った。火の海とかしたその山から介子推は下りることなく、そのまま焼け死んだという。民衆はそんな彼を思い、冷飯を食べるようになった。

   しかしハンシックには、もう一つの説があるとされている。それは、古代に宗教的な意味を持つということで毎年、春になるとセブル(新火)を作り、その前で一定期間グファ(舊火)を禁止するイェソック(禮俗)から由来したとされているのだ。

   ハンシック当日、韓国ではチョンミョ(宗廟)や各ヌンウォン(陵園)などで祭祀をし、民衆らはジュグァ(酒果)を準備し、チェレ(茶禮)を過ごしてから墓参りをした。万が一墓が崩れていたら、芝を植え変える。この芝のことをケサチョ(改莎草)と呼ぶ。また縁には木も植える。ハンシックは3月になるとケサチョを植えないという。この風習は、中国唐の時代から始まったとされ、韓国では新羅時代からだと言われている。高麗時代には刑囚の禁刑を行ったという。李朝時代には、民族的権威が強く、朝廷では饗宴を催し、今日では墓以外での行事を廃止し、農家ではこの日に種蒔きをするという。
2002-04-08
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