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韓国の民俗ノリ(遊び)の魅力 -シル厶(相撲)

 韓国の民俗ノリの中でまず選ばれる競技は相撲だ。相撲は韓国の五千年の歴史とともに受け継がれてきた伝統スポーツで、男性のための体育競技であり民衆娯楽である。もっとも庶民的なノリ(遊び)でもある。相撲の競技方式は始めから終りまでふたりが体を密着させて押したり引いたり、背負ってから足をかけて誰の上体が初めに地面につくかによって勝負がつく。
 相撲は伝統的に5月の端午と秋夕に多く行われるが、近年になって春から秋まで各地で相撲大会がたくさん開かれている。最近も天下壮士、ぺクドゥ壮士、ハンラジャンサなどの相撲の王者たちを誕生させるプロの相撲競技は子供から老人にいたるまで大人気である。

 1年の最高の壮士を選ぶ天下壮士相撲大会が12月8日から10日までアニャン室内体育館で開かれる。相撲場の熱気を直接感じたい人は訪れてみるといい。

相撲の由来

 相撲は広い庭で腰と足に紐やサッパ(相撲をするときに競技者が右の太股と腰に締めて相手のつかみ所にする木綿製の回し)をかけ、 ふたりの男性が向かい合って膝をついて座り、 各自が片手で足の紐をつかんだ後、 審判の号令により同時に起き上って先に相手を倒すことで勝負を決定する。

 満洲にある高句麗の遺跡地に相撲競技の壁画が描かれていることを考えると、すでに高句麗時代にもあったことが分かる。また、高麗時代(935〜1392年)に王が相撲を観覧した記録が残っていることから高麗でも盛んであったことが推測される。

 以後、各地で男性たちの遊びごととして韓国の伝統的な祭日である端午(旧暦5月5日)、 盂蘭盆(旧暦7月15日)、中秋(旧暦8月15日)などと農事がひまなときに行われ、特に端午には女性たちのブランコ乗りとともに年中行事として盛大に行なわれた。

相撲の技術

 相撲の基本姿勢をよく見ると右手で相手の腰のサッパをつかみ、 左手で相手の右側の足にかけたサッパをつかんだ後、 お互いに右側の肩をつけて競う形になる。

 相撲の技術は多様で、大きく分けて攻撃技術であるメチギとトェチギに分けられる。   メチギは腰の技術で相手を自分の前に引っ張り、上になって左右に回したり反り返らせた後に横に倒す技術だ。相手を自分の足にかけて前に引っ張ったり、上に押したり、または横にひねったり回したりしながら倒す。または手を使って相手を前に引っ張ったり横に反らして倒したりもする。

 トェチギは相手が攻撃してくるときに相手の力を利用して逆転する技術だ。

競技の観覧の仕方

 相撲は3場2勝制で進行され、第3場まで引き分けの場合、注意や警告をたくさん受けたり、体重が重い選手が負けになる。主審の警告は1次の場合半敗、2次の場合1敗、3次の場合出戦資格が剥奪され、次のような場合は敗者になる。首をしめたりねじったりする行為、腕をねじったり曲げたりする行為、拳で殴る行為、頭で突く行為、足で蹴る行為、目を塞ぐ行為がそれだ。
2002-02-26
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