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韓国の民俗舞踊 『スン厶』

 僧舞(スンム)は仏教の踊りで、名前からしても仏教的な色彩を帯びている。踊りの名前に現れる‘僧’とは小僧を越えた大僧の世界を意味するもので、いわゆる自分を含めたこの世の全ての人を意味する。よって僧舞は一般人が僧服を着て踊る民俗舞踊だ。
僧舞に込められた‘恨’の情神
 重要な韓国の踊りのなかのひとつである僧舞は人間の喜びと悲しみを高い次元に昇華させた知的な踊りだ。だが、儀式としての踊りではない。興と気品と技巧が自由に調和した踊りだ。

   僧舞は人間の愛とロマンを表現し、庶民の喜び、悲しみと韓国の伝統情緒である‘恨’が込められていてる希望を祈願する踊りである。

僧舞の歴史
 芸術の踊りとしての僧舞が一般人に広まってからまだそれほど経っていない。僧舞の由来については仏教文化史的な立場で見た仏教説、朝鮮時代(1942〜1910)最高の妓生、黄真伊(ファンジンイ)がある修道僧を破戒させる目的で僧服を着て踊ったという色っぽい踊りに起源するという説、ある破壊僧が煩悩を忘れようと太鼓を叩いて踊ったことに起源する説などといろいろな起源説があるが、確実なものが断定できない。このような僧舞は18世紀〜19世紀に民俗の踊りとして定着した。

僧舞の服
 基本的にチマ、チョゴリやバジ(ズボン)、チョゴリを着て仏教の袈裟と紫衣をまとってゴカル(僧や尼僧がかぶる山形の帽子)をかぶる。袈裟と紫衣は本来のものよりもずっと長くなっている。元来、袈裟は幅が広くなっているが、僧舞では幅が狭くて長い帯に代わり、肩に掛けた後に腰の下でゆったりと結ぶ。そして、ゴカルも現在の仏教では使われていない。

僧舞の動作
 僧舞は集団生活から自然に発生したものではなく職業的な芸術家によって創造された踊りなので地域や人によりその趣が異なっている。基本的な動作は結んで開く作用で、その動きは優雅で繊細だ。内面性が強い動きがあると思えば、荒っぽくて渋みがあり、闊達な動きもある。

僧舞の音楽
 僧舞の音楽は仏教で釈迦の名前を言う‘念仏’、朝鮮時代の楽曲である‘タリョン’、 韓国民俗舞踊の伴奏音楽である‘クッゴリ’、‘プクチヌンカラク(韓国の太鼓を打って出す一定の音の高低)’などで構成されている。伴奏音楽はやはり韓国の伝統楽器であるピリ(笛)、テグ厶(大仁)、ヘグ厶(奚琴)、チャング(鼓)などで演奏される。
2002-10-16
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