|
昔から風情ある街として韓国の伝統文化を受け継いでいる全州(チョンジュ)。朝鮮王朝(1392〜1910)の発祥地として朝鮮半島西南部地域に位置する中心都市に完成したのが『全州ワールドカップ競技場』だ。 |
|
|
競技場は、全州の伝統土産品・扇子のイメージを生かしてゆとりを感じとれる設計にした。扇子のように折れた屋根は4つの角には、12つの鉄線からできた巨大な鉄柱がある。これは、全州市民のワールドカップへ対する成功と豊年を祈願する意味が込められている。また、鉄線は竿であるソッデを象徴して韓国伝統楽器の伽や琴の12弦を表現しているという。競技場の外側を囲むように流れている全州川(チョンジュチョン)を渡たりながら競技場へ観客達が入場できるように設計されているのも一つのポイントだ。これは、韓国の伝統遊戯の一つ・ダッブギョノリ(旧暦1月15日)の“橋を渡ることでその年は、足に関する病気にかからない”という意味を含んでいる。
[概 要]
− 位置 : 全州市 徳津区 半月洞 763-1番地
− 事業費 : 1,450億ウォン
− 敷地面積 : 480,326u
− 収容規模 : 42,477席
[交 通]
− 群山(クンサン)空港から全州行き直行バスで市外バスターミナルまで行く。市外バス(225・228・336・337・556)に乘換える。(約70分所要)
− 全州駅から市内バス(70-5・79-1)に乗車する。綜合總合競技場交差点で市外バス(225・228・336・337・556)に乘換える。(約45分所要)
[ホームページ]
- http://www.2002worldcupkorea.org/ (KOWOC公式サイト) |
|
|
|
|
|
2002-05-09 |
|
|
|