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アンダーグラウンド文化の産室、 弘大前 |
‘弘大前’と呼ばれる弘益大学周辺の風景は一日に二度変わる。 昼には他の大学街と変わらない閑寂な雰囲気だが、 夜になってネオンサインの光が点くころになると全く別の姿に変わる。 アンダーグラウンド文化の産室と呼ばれるこの街の最も大きな特徴は弘益大学の美大生たちが直接描いた壁画装飾と約10個を越えるクラブだ。 クラブとはパンクやテクノ音楽を専門的に演奏するライブ公演場を意味するこの街の用語だ。 現在、 弘大前一帯にはインディーグループと呼ばれる約70個のアンダーグラウンドロックグループが活動している。 また、 観客は一般のTVでは見ることのできない彼らの爆発的な音律と反抗的なメッセージに酔うことだろう。 最近は弘大は‘パンク’と‘テクノ’という単語抜きでは考えられなくなっている。
また、極東放送局と弘大入口の横道にはヨーロッパ風の大規模なカフェの街が共存している。最近はデザインや広告、映画、放送、写真、音楽界などの専門職に従事する人達がぞくぞくと入居し、専門職の街として浮上する予定だ。何といっても弘大前が夜になると特別な芸術の街に変わることには間違いない。
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2002-03-18 |
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