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国立民俗博物館 |
韓国の先祖が残した民俗資料を集めて保管する民俗博物館である。
国立民俗博物館は景福宮内に位置し、 朝鮮王朝(1392〜1910年)の文化と伝統民俗生活文化に一度に接することができる、生きた庶民文化の伝承地となっている。
国立民俗博物館の展示には常設展示と特別展示がある。 常設展示は国立民俗博物館を訪問する観覧客がいつでも観覧できる展示として、室内展示と野外展示がある。
第1展示室は ‘韓民族生活文化史室’で韓国の先祖の歴史を簡単に紹介し、文化史的な意義を展示している。 先史時代及び三国時代(BC 57〜935年)の各種生活道具から高麗時代(Koryeo)(935〜1392年)の印刷・青磁、 朝鮮時代の科学技術・ハングルに至るまで韓国民族の優秀な資料を復元して展示している。
第2展示室は‘生活と物資室’で農耕生活 漁労生活・狩猟生活 などに関する内容と衣・食・住生活 全般に及ぶ道具を展示していて、祖先の日常生活全般を見ることができる。 また、工芸技術、織造技術、染色技術に関する物も展示していて韓民族の経済生活全般を理解できる。
第3展示室は ‘韓国人の一生室’である。 この展示室の特徴は,人が生まれてから死ぬまでに経験する社会生活全般について展示していて韓国人の一生を理解しやすいことである。 例えば、 子供の遊び、 文房具、 学教教育、 市場と貨幣、 民間信仰、 伝統遊び、社会制度などに関する物などがある。
博物館の周りに天下大将軍(チョンハデザンクン)と地下女将軍(ジハヨザンクン)(昔村の入り口にたてられた村の守護神)、 ドルハルバン(済州道(ジェジュド)の守護神でおじいさんの姿に彫られた大きい花崗岩)、 ヨンザバンアなどがあって立ち寄って写真を撮るのもいい。
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| (内国人) 大人 700ウォン、19〜24歳 300ウォン (外国人) 25勢以上 700ウォン, 7歳〜24歳 300ウォン | |
| 夏季 9時〜17時、冬季 (11〜2月) 9時〜16時 (月曜日 休館) | |
| 地下鉄 3号線 景福宮駅 下車、5番 出口 利用、 徒歩 5分、 地下鉄 5号線 光化門駅 下車、 2番 出口 利用、 徒歩 15分、 景福宮 内 | |
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2002-10-29 |
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