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大型マルチショップの集散地、 明洞 |
‘人を見物したかったら明洞へ行け’という言葉を聞いたことがありますか? そのくらい明洞はそれほど広くない面積にたくさんの人々が集まる場所だ。 だから、 明洞は‘初めての出会いの可能性が最も高い地域’で、‘知っている人に会う可能性が最も高い地域’とも表現されるほど人口が密集している地域だ。
80年代までは明洞は恋人たちのデートコースだったが、 今は腕を組んで余裕で街を歩くのには人が多すぎ、 女性たちが一緒に組になってショッピングをするショッピング特区と呼ばれている。
明洞は1950年代から‘芸術と浪漫の都市’であったが、 ‘おしゃれな文化人たちの集まる場所’でもあった。 70年代中頃に大型金融機関が入り始め明洞一帯は金融産業の街になった。 したがって、 観光客には両替するのに便利なので、 明洞に寄ったら両替をしておくのがいいだろう。
80年代からロッテデパート、 メトロミドパデパート、 新世界デパートなどの大型百貨店ができ、 ゆっくりと流行の一番地の地位を占めていった。 90年代に本格的にお手頃価格のブランドが続々と入店し、 現在は3千6百以上の店鋪が入っている状態だ。 それだけでなくユートゥ-ゾーン、 ボーイイクスチェンジ、 トレンド20のようにショッピング、 食事、 アクセサリー、 化粧品などが一カ所に集まっているマルチショッピングセンターが若者の人気を集めている。
そして、 とても安い価格で衣類と靴、 鞄などを購入できるミリオレ明洞店がある。 数千個の小さい卸業業者たちが高級ブランドとはまた違ったデザイン重視の新鮮な服を提供していて、 午前11時から明け方の5時まで営業している。
また、 明洞を訪れる観光客が忘れてはならない場所がある。 それは韓国観光名品店だ。 韓国の趣のある多様な記念品を購入できるためだ。 韓国観光公司が直接運営しているので最高の品質とサービスを受けられる。 繊維、 手芸、 アクセサリーなどの小さい小物から8道の名品、 木刻などの比較的大きな作品までいろいろ用意してある。 見物するだけでも韓国の文化をある程度理解できることだろう。 また、 3階に用意されているお茶屋では韓国の伝統茶菓子と茶を味わうことができる。
そして、 ショッピングと観光に疲れたら明洞聖堂に行ってみよう。 韓国最高の聖堂が複雑な商店の間にあるというのはともすればあやしげに感じるかもしれないが、 そこに行って少しの間見回してみると世の中とは断絶された静寂と神聖さを感じ、 心の平和が訪れるだろう。
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2002-03-08 |
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