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| Home >> 韓国の紹介 >> 歴史 |
 5千年の歴史がある韓国には多様で特色ある民族文化と文化遺跡がある。韓国の歴史を古代、中世、近世、近代、 現代にわけて主要事件別に整理した。 古代時代 (70万年前〜901年) 旧石器時代 (紀元前70万年前) 朝鮮半島で発見された旧石器遺跡の数は約30ヶ所に達するが、 前期旧石器から後期旧石器に属する遺跡がすべて発見されたため旧石器時代の流れが把握できるようになった。 その中でも遺跡の性格が把握されている代表的な旧石器遺跡には咸鏡道(ハムギョンド)雄基郡(ウンギグン)屈浦里(クルポリ)遺跡、平壌(ピョンヤン)祥原(サンウォン)コムンモル遺跡、京畿道(キョンギド)漣川郡(ヨンチョングン)全谷里(ジョンゴクリ)、忠南(チュンナム)公州郡(コンジュグン)石壮里(ソクジャンリ)、徳川(トクチョン)勝利山(スンリサン)遺跡、忠北(チュンブク)堤川郡(ジェチョングン)ジョンマル洞窟などがある。 その中でも特に咸鏡道雄基郡屈浦里遺跡は旧石器から青銅器にいたる層位が重なっているという点と旧石器文化でも2つの異なる旧石器文化層が存在するという点で考古学的な価値が高い。 また、平壌で発見された祥原コムンモル遺跡は年代が40-60万年前であったので韓国の歴史の始まりが従来よりも数十万年前になった。 ここはいろいろな種類の発掘された石器と一緒に数多くの洪績世動物の化石が発見され前期旧石器の研究の重要な資料となっている。 新石器時代 (紀元前6000年ごろ) 韓国の新石器文化の主人公は櫛目文土器を使用していた人達で、 櫛目文土器はフィンランドから西北ロシア、シベリアを経て満洲や朝鮮半島までの広い範囲で出土されている。韓国に新石器人たちがやってきて住み始めた時期は中国黄河流域と近い時期の紀元前5〜4千年ごろと推測されている。新石器人たちはある特定した動物をかれらの公同の祖先と考えて他の集団と自分達を区分していた。 韓国の新石器人たちが広く崇拝したトーテムは熊と虎であった。 檀君(ダングン)、 古朝鮮開国(紀元前2333年) 韓国の歴史上で最初に古朝鮮という名前の国が檀君によって建国された。朝鮮民族の始祖である檀君王倹(ワンゴム)は神である桓因(ファイン)の孫で、桓雄(ファウン)の息子として紀元前2333年に檀君朝鮮を開国し、1500年間国を治めた後、山の神になったと伝えられている。 古朝鮮と檀君に関する最初の記録は中国の歴史記録書である『魏書』と韓国の歴史本である『三国遺事』に見ることができる。 檀君を信仰の対象とする宗教に発展したものが今日のデジョン教で、 建国理念である『弘益人間』(広く人間社会に利益を与えること)は今日、 韓国の教育の基本情神になっている。 新羅、高句麗、 百済の三国国家体制 新石器、旧石器時代に続いて韓国の古代社会は現在の中国吉林省一帯を中心とした高句麗、漢江流域を中心とした百済、現在の韓国の慶州を中心とした新羅の古代国家の発展と同時に成長した。この時期に本格的な古代社会が成長しながら地方の族長の勢力は王権中心の中央集権体制に統合されていき、宗教としては仏教が受け入れられていた。 ◆ 新羅建国 (紀元前57〜935) ◆ 高句麗建国 (紀元前37〜668) ◆ 百済建国 (紀元前18〜660) 新羅三国統一 (676) 高句麗、百済、新羅の三国国家体制が続いた後、676年に新羅により三国統一国家体制が形成された。 新羅の三国統一は唐(中国)の外的協力を得たという点とそれが大同江(テドンガン)以南の統一に終わったという点で後世にその限界が指摘されている。しかし、統一新羅は貴族文化と仏教文化が栄えて多くの文化遺跡を残した。 渤海(バルへ)建国 (698) 渤海は統一新羅と同じ7世紀末期から10世紀前半にかけて朝鮮半島から満洲地方に及び南北の勢力を形成していた王朝だ。 渤海は約700年の王朝を引き継ぎながらひとつの歴史文化圏を作り上げて住んでいた高句麗人たちの子孫が建てた国家であるが、現在、中国とロシアでも自国の歴史の範疇内に渤海を引き入れようとしていて論争になっている。 後三国時代 (900) 後百済、後高句麗、新羅の3国。 百済と高句麗を復興させるという名分を掲げてそれぞれ建国された後百済、後高句麗国家は44年後に滅亡して高麗国が建国された。 |
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