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世界へ輸出する韓国の味、 プルゴギ
古い伝統をもつプルゴギはキムチとともに世界的に認められている料理だ。油が少ない牛肉の部位だけを選び堅炭で焼いて食べるプルゴギを部位別につつましく食べることを知っている我が民族の代表的な料理だ。‘プルゴギ’とは‘火で焼いた肉’という意味だ。
プルゴギを炭火で焼いて食べる理由は炭火は温度の変化が少なく高い温度を維持し、長い時間食品の中まで焼いてくれるためだ。魚と肉類の主成分である蛋白質と脂肪は摂氏 150〜200度程度で加熱したときが一番おいしい。
筋と油を切り取った牛肉をすじと反対方向に切って刃先でコツコツと叩き、よく熟成させた肉をしょうゆ、砂糖、ゴマ油、ゴマ、ねぎ、にんにくなどの薬味で合える。よく薬味が染み込んだ肉を焼き網にのせて焼き、香ばしいプルゴギを食べる。
また、最近は炭を使うよりも練炭、火鉢などで焼き網を焼いたり、さもなければただのガスの火で焼いたりもするのだが、はじめから焼き網をなくしてしまいスープをたっぷり注いで煮て食べる甘い味の‘トゥッペギ プルゴギ’をよく好んで食べる。
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