|
|
|
|
|
| |
伝統と現代を一カ所に―仁寺洞 |
安国洞 ロータリーから仁寺洞の交差点を過ぎ、鐘路2街までの通り。 ‘古さ’を特徴とした仁寺洞は昔のものを維持することで違った新しさを創造する街だ。 韓国... |
|
|
|
|
|
|
|
伝統と現代を一カ所に―仁寺洞(インサドン)
安国洞ロータリーから仁寺洞の交差点を過ぎ、鐘路2街までの通り。‘古さ’を特徴とした仁寺洞は昔のものを維持することで違った新しさを創造する街だ。韓国の伝統文化と現代文化を同時に体験したい観光客たちが必ず立ち寄るコースだ。
文化の香りがあふれる空間
ちゃんとした韓国を感じたい人たちの足は今日も仁寺洞に向かっている。日曜日一日だけで仁寺洞を訪れる人は約10万人、平日には約4万〜5万人に達する。このなかで外国の観光客は日曜日を基準にして5,000人ほど。
仁寺洞にはソウルでもっとも長い歴史をもった「通文館(トン厶ンクァン)」をはじめ、韓国の骨董品や土器、伝統工芸品、古家具、民話など古美術を展示しているところ(Antiques & art Works)が50余りある。それだけでなく実用的な小物と生活陶器にも出会える。伝統の趣を発見できる仁寺洞、しかし、伝統だけに止まらず、現代との調和を試み、 だれでも気楽に訪れることができる名所になっている。
一味違った見物、食べ物
仁寺洞には一味違った浪漫がある。そこには韓国の昔のものを間近で見て、触り、味わうことができる楽しさがある。30分あればほとんど見て回れる小さめの街だが、路地ごとに古風な風物が場所を占めている。
仁寺洞では路地に少し入ると入場料なしで美術品や写真を鑑賞できるギャラリーが約40ヶ所あり、文化の香りを心行くまで楽しめる。伝統が残っている街だからか仁寺洞には伝統茶を販売しているお茶屋や伝統料理を味加減よく出してくれる郷土料理店もたくさんある。韓国の伝統家屋を改造したり、そのまま利用した庭の広いお茶屋や料理店も多く、 特別な雰囲気を感じ取ることができる。
歩行者天国の街頭祭り
日曜日ごとに行われる街頭祭りも仁寺洞の外すことのできない魅力だ。日曜日には歩行者天国になってそこに市場が開かれ、人々が一緒に楽しめるいろいろなイベントが行われるので参加する楽しみも味わえる。
この日は踊りを踊ったり、ノリマダンを開くプン厶ルペが街を回りながら楽しいリズムに興を添え、宴会場そっくりの雰囲気を醸し出す。TVや民俗村(伝統民俗を保存・展示する目的で民俗資料になる価値のあるものを集めて作った村)で見ることのできる昔ながらの場面に楽しさが加わることだ。
その横では子供たちと恋人たち、友だち達が直接陶磁器を作っていて、街角に広げられている市場では月日の経った生活用品から1970〜80年代の学校の教科書などの昔の多様な商品に会うことができる。現在では発行されてなく手にいれるのが難しい本も目につき、その傍らでアクセサリーを売っている大学生やぺナン旅行経費を稼ぐために商品を広げている外国人達も目につく。
|
|