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竹から作った生活用品『竹細工』
韓国の祖先らは竹で作れないものはなかったという。提灯や灯、灯盞竹などは言うまでもいなくて簾、お膳、竹夫人、枕、扇子、杖、籠、お碗、簣と珍味、弓、矢筒、短簫、笛甚だしく煙突までも竹で作った。竹がなかったらどうやって暮らすのかというくらいその使い道は様々だった。
良質の竹細工の生産地として有名なのは、何と言っても全羅南道の潭陽(タムヤン)だ。500年の竹細工の歴史をもつここ潭陽一帯は、竹細工をしないという村がないほど。また、工芸職人だけでも約1,000人以上、その種類なんと70数種類を言われている。単なる流れ作業ではなく、一つ一つ心を込めて作っている。最近は、昔に比べ売り上げがやや減少はしたものの、その工芸は衰えることはない。
また竹細工芸振興団地の中には、雑貨店や食堂、販売店がある。販売店では安くて良質の竹製品や記念品そして農産物を購入することができる。
[開館時間] 9時〜18時(年中無休)
[交通] ソウル〜潭陽行き (始発車7時35分) 高速バスを利用、潭陽共用停留所で322番、 311番 バスに乗って入口で下車。
[問い合わせ] 061-381-4111
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