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昼は長く夜が短くなる季節には南漢山城へ

   南漢山城(ナムハンサンソン)へ行くのは山を見るためではなく、城壁を見るためだ。京畿道広州郡グァンジウォンチケット販売所から南漢山城東門までの約10qがドライブコースとして有名で、春には花々を秋には紅葉をみれながらコース最終地点の南漢山城へ進む。

 史跡第57号の南漢山城は三国時代以来、韓国民族史の重要な要衝地とし、北漢山と並び三国の角逐戦が起こり勝敗を決める重要な拠点となったところだ。丙子胡乱(ビョンジャホラン)の際、李朝第16代目仁祖(ジンジョ)王が敵に膝をついた場所として、敵に包囲されながらも47日間戦ったところとして有名でもある。

 1624年から4年間の築城工事が行われ、城内には行宮をはじめ人和館、演武館などの数百年の歴史を持つ文化遺産の建物がある。しかし1907年日本軍によって、所持している化学薬品や武器が多いという理由からこれらの文化遺産が燃やされ灰とかした。現在では多くの遺跡が破損してしまったが、韓国の護国意志を垣間見ることができるところだ。

 城壁は、海抜497.9mの清凉山(チョンニャンサン)を中心に北には恋主峰(エンジュボン・海抜467.6m)、東に望月峰(ボンウォルボン・海抜502m)とボルボン(海抜515m)、南にはいくつかの峰が連なっている。城壁の外部は急な傾斜になっているが、内部の傾斜は緩やかな丘になっている。多くの山々では昼が短く夜が長いと感じるが、ここ南漢山城は昼が長く夜が短いと感じることができる。

 城内から続く上り坂は、武器製造を管掌した枕戈亭(チムゲェジョン)から南漢山城最高の峰(海抜495m)にある守禦将台(スオジャンデ)まで続く山道のことで、そこを歩くことで南漢山城の姿を見ることができる。散歩コース..よりは道がやや険しいが、数百年の松の木の香りを感じながら楽しめるところだ。

 これ以外にも南漢山城には松林が何ヵ所もある。険峻な山々に沿っていって9.05qの城郭が屏風のように東西南北に広がっている。天気の良い日、城壁から眺めるとソウル市内と城南市が一望できる。

[交通]
<大衆交通> 東ターミナルから15-1番バスを千戸洞、岩寺洞 を経由して行く。または盆唐から9番バスに乗りモラン市場経由でいく
<自家運転> 盤浦から京釜高速道路にのり、良才ICから細谷洞を通過してヤックジンロから南漢山城へ向かう。所要時間約50分
[問い合わせ] 031-743-6610


 
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